【投資】【企業分析】貸借対照表の見方を解説します!【企業の財政状態を把握する】

投資

こんにちは!nagaです!
今回は貸借対照表について解説します!

貸借対照表とは

貸借対照表は企業の財政状態を明らかにする書類です。

企業は3か月に1度(四半期に1度)、
企業の経営成績と財政状態を発表します。

これを「決算」といいます。

決算の時に公表する書類を「決算書類」といいます。

貸借対照表はこの決算書類の一つです。

貸借対照表をみることで、
企業の財政状態を把握することができます。

投資した企業が財政状態が悪化して倒産してしまったということがないように、
株主投資をするうえで、貸借対照表の見方を理解しておくことが大切です。

貸借対照表は「B/S(ビーエス)」と呼ばれることもあります。
BとSは「Balance Sheet(バランスシート)」からきています。
なぜ「バランスシート」なのかは後述します。

貸借対照表の構成

貸借対照表は下図の構成になっています。
順に見ていきましょう!

資産

貸借対照表の左側には企業が保有する資産が記載されます。

資産は「総資産」と呼ばれることもあります。

資産(総資産)はさらに「流動資産」と「固定資産」に分類されます。

流動資産は、資産のうち1年以内に現金化される資産です。

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ここでいう「流動」とは現金化のしやすさを表す言葉です。

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現金、預金、売掛金、有価証券、

棚卸資産などが流動資産に該当します。

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売掛金は、取引先に商品を販売してまだ代金を受け取っていない時の債権のことです。
いわゆる「ツケ」。
取引先が代金を支払った時に現金化されます。

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棚卸資産は、企業が販売を目的として保有する商品、製品のことです。
商品、製品が売れて代金が支払われた時に現金化されます。

固定資産は、資産のうち1年以内に現金化されない資産です。

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土地、建物、機械などが該当します。

負債

貸借対照表の右側には企業の負債と純資産が記載されます。

まずは負債についてみていきましょう。

負債はさらに「流動負債」と「固定負債」に分類されます。

流動負債は、1年以内に返済しなければならない負債です。

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買掛金、未払金などが流動負債に該当します。

 

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買掛金は、仕入先から商品を購入してまだ代金を支払っていない時の負債のことです。
いわゆる「ツケ」。
仕入先に代金を支払った時に決済されます。

 

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未払金は、事務用品、備品などを購入してまだ代金を支払っていない時の負債のことです。
いわゆる「ツケ」。
購入先に代金を支払った時に決済されます。

「買掛金」とほぼ一緒ですが、一般的に、
仕入先に対する負債の場合は「買掛金」
それ以外に対する負債の場合は「未払金」として扱います。

固定負債は、1年以内に返済しなくてよい負債です。

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償還日が1年超の社債や
返済日が1年超の借入金などが固定負債に該当します。

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社債は、企業が資金調達のために発行する債券のことです。

債権を購入した人には定期的に利息が支払われ、
償還日(満期となる日のことです)に元本も返済されます。

社債を発行する企業にとっては返済しなければならない「負債」となります。

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借入金は、企業が銀行から借りたお金のことです。

純資産

純資産は貸借対照表の右側に記載されます。

純資産は「資産」から「負債」を引いて求めます。

純資産(円)=資産(円)-負債(円)

上記のように計算するため、
貸借対照表の左側(資産)と
貸借対照表の右側(負債+純資産)は一致(バランス)します。

そのため、貸借対照表は「B/S(ビーエス)」(バランスシート)とも呼ばれます。

負債は返済義務のあるものですが、
純資産は返済義務はありません。

返済義務がないため純資産は「自己資本」とも呼ばれます。

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資本金、利益剰余金が純資産に該当します。

 

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資本金は、企業が株式を発行し、投資家がその株式を購入した際に対価として企業に支払われるお金のことです。

つまり資本金は投資家(株主)からの出資金です。
貸付金ではないので返済義務はありません。

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利益剰余金は、企業が稼ぎ出した利益が企業内に残ったものです。

企業は利益を配当として株主に還元しますが、
それでも企業内に残った金額が利益剰余金として計上されます。

いわゆる「内部留保」と呼ばれるものです。

企業が自ら稼ぎ出した利益によるものなので
当然、誰かに返済しなければならないものではありません。

貸借対照表の左側と右側の関係

貸借対照表の左側には資産、
貸借対象表の右側には負債と純資産が記載されます。

貸借対照表の左側は「資金の活用状況」
貸借対照表の右側は「資金の調達手段」とみることができます。

・企業は株式を発行して投資家から出資を受けます。
(資金の調達手段として、右側の「純資産」に記載されます。)

・企業は銀行からお金を借りたり、
 社債を発行して資金を調達します。
(資金の調達手段として、右側の「負債」に記載されます。)

・企業は調達した資金で土地を購入します。
(資金の活用状況として、左側の「資産」に記載されます。)

・企業は調達した資金で商品を仕入れます。
(資金の活用状況として、左側の「資産」に記載されます。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回は貸借対照表についてみていきました。

貸借対照表は企業の財政状態を表す重要な書類ですので、
株式投資をされるかたは見方を理解しておきましょう!

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