企業の安定性がわかる!BPS(1株あたりの純資産)とは?

ナガ

こんにちは!ナガです

今回はBPS(1株あたりの純資産)について紹介します。

わかりやすく解説していますのでぜひ見ていってください!

目次(クリックで飛べます)

BPSとは

BPSは「Book-value Per Share」の頭文字をとったものです。
日本語だと「一株あたりの純資産」といいます。

Book-valueは「純資産」、Perは「〇〇あたりの」、Shareは「株式」です。

これだけですと理解が難しいと思いますので、
BPSの計算式からBPSの意味するところを見ていきましょう♪

BPSの計算式

BPSは下記のように計算します。

BPS(円)=純資産(円)÷発行済株式数(株)

計算式は簡単で、純資産を発行済株式数で割るだけです。

純資産は、企業が保有する機会や商品などの全ての資産から、
銀行からの借入金などの他者に返済すべき負債を引いたもので、
企業が仮に現時点で事業を辞めて解散したとしたら株主に配分されるべき金額です。

発行済株式数は、その名のとおりその企業が発行した株式すべての個数です。
例えば、トヨタの発行済株式数は約33億株です(2021年6月現在)。

BPSの計算の具体例

具体的な例を見てみましょう。

純資産が80億円、発行済株式数が1億株の企業のBPSを計算してみましょう。

BPS(円)=純資産(円)÷発行済株式数(株)
      =80億円÷1億株
      =80円

BPSは80円です。

BPSの意味するところとは

BPSは1株あたりの純資産を表しています。

純資産は、企業が保有する機会や商品などの全ての資産から、
銀行からの借入金などの他者に返済すべき負債を引いたもので、
企業が仮に現時点で事業を辞めて解散したとしたら株主に配分されるべき金額です。

ナガ

そのため「純資産」は「解散価値」ともよばれます。

企業が解散すると、残留した資産(純資産)は株主に分配されます。

以上のことから、
BPSは「企業が解散した場合に株主に分配される1株あたりの金額」を表しています。

BPSの使い方

過去のBPSの推移をみることで企業の安定性の推移を分析することができます。

企業の安定性とは企業の倒産のしずらさです。

BPSが低下している企業は安定性が低下しているとみることができます。

ナガ

BPSの推移をみると、80円→70円→50円と下がっているな。

安定性が低下してきているので事業内容に問題がないかチェックしてみよう!

このように利用します。

また、同じ業界の他の企業のBPSと比較を行うことで、
その企業の安定性に優位性があるかどうかの判断に利用することもできます。

ナガ

A社のBPSは100円、B社のBPSは120円か。

B社の方が安定性がありそうだな。

このように利用します。

安定性の分析に純資産ではなくBPSを使用する理由

安定性の分析をする際に、純資産ではなくBPSを使用します。

その理由を理解するために、
異なる企業の安定性を比較することを考えてみましょう。

純資産は企業規模によって大きく異なります。
規模が大きい企業ほど純資産の規模も大きいため、
純資産の金額の単純比較では安定性を比べることはできません。

純資産を発行済株式数で割ったBPSを使用することで、
規模の異なる(発行済株式数が異なる)企業の安定性の比較を行うことができるため、純資産ではなくBPSを使用します。

ナガ

A社の純資産が100億円、発行済株式数が1億株、BPSは100円

B社の純資産が200億円、発行済株式数が4億株、BPSは50円

純資産はB社の方が大きいけど、BPSはA社の方が大きい。

安定性はA社の方があるな。

といったかんじです。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回はBPSについて紹介しました。

BPSで企業の安定性をみることができます。

企業の安定性についてはBPSのほかに自己資本比率を見る必要もあります。
BPSとあわせて、自己資本比率についてもチェックをお願いします。

↓↓↓自己資本比率についてはこちら↓↓↓

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この記事を書いた人

資格試験好き。IT系会社員です。
株式投資歴5年|プログラマー歴10年|データベーススペシャリスト|
ネットワークスペシャリスト|情報処理安全確保支援士(セキュリティスペシャリスト)|FP2級|簿記2級

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