企業の安全性がわかる!自己資本比率とは?

ナガ

こんにちは!ナガです

今回は自己資本比率について紹介します。

わかりやすく解説していますのでぜひ見ていってください!

目次(クリックで飛べます)

自己資本比率の計算式

自己資本比率は下記のように計算します。

自己資本比率(%)=純資産(円)÷(負債+純資産)×100

計算式に出てくる項目は負債と純資産です。

負債は、銀行からの借入金などの他者に返済すべき金額です。

純資産は、企業が保有する機会や商品などの全ての資産から、
銀行からの借入金などの他者に返済すべき負債を引いたもので、
企業が仮に現時点で事業を辞めて解散したとしたら株主に配分されるべき金額です。

負債と純資産は貸借対照表の項目です。
貸借対照表について詳しくはこちらをご確認ください。

自己資本比率の計算の具体例

具体的な例をみてみましょう。

純資産が80億円、負債が20億円の企業の自己資本比率を計算してみましょう。

自己資本比率(%)=純資産(円)÷(負債+純資産)×100
         =80億円÷(20億円+80億円)×100
         =80%

自己資本比率は80%です。

自己資本比率の意味するところとは

自己資本比率は企業の安全性を表しています

企業の安全性とは企業の倒産のしずらさです

なぜ自己資本比率が企業の安全性(倒産のしずらさ)を表すのか、
自己資本比率の計算式から見ていきたいと思います。

まず自己資本比率の計算式の分子と分母の両方に登場する「純資産」についてです。

純資産は、
株主からの出資金と企業がこれまでに稼ぎ出した利益がもとになっています。

そのため純資産は返済義務がありません

ナガ

純資産は、誰かに返済する必要のないものなので自己資本ともいいます。

つぎに、自己資本比率の計算式の分母に登場する「負債」についてです。

負債は、社債や借入金です。負債には返済義務があります

ナガ

社債は、企業が資金調達のために発行する債券のことです。

債権を購入した人には定期的に利息が支払われ、
償還日(満期となる日のことです)に元本も返済されます。

社債を発行する企業にとっては返済しなければならない「負債」となります。

ナガ

借入金は、企業が銀行などから借りたお金のことです。

ナガ

負債は、他人に返済する必要があるものなので他人資本ともいいます。

企業が資金(資本)を調達する手段は
負債によるものか純資産によるもののいずれかとなります。

そのため、自己資本比率の計算式の分母の「負債+純資産」は企業に存在するすべての資本を表します

上記より自己資本比率は下記のように
すべての資本のうち返済義務がない資本の割合と考えることができます

自己資本比率(%)=返済義務がない資本(自己資本)÷すべての資本×100

借りたお金を返せなくなると企業は倒産します。

返済義務のない資本の割合が多い企業は安全(倒産しずらい)
返済義務のある資本の割合が多い企業は危険(倒産しやすい)ということになるため、
自己資本比率は企業の安全性(倒産のしずらさ)を表しています。

自己資本比率の目安

一般に自己資本比率が70%以上の企業は超優良とされます。

自己資本比率が50%以上の企業は優良とされます。

自己資本比率が15%以下の企業は注意が必要です。

ただし、自己資本比率は業種業界によってばらつきがあります。

そのため、
自己資本比率を見る際は、同じ業種業界の企業と比較する必要があります。

とくに銀行業においては、
私たちが銀行に預けた預金が負債として計上されるため、
自己資本比率の業界平均が約9%とかなり低くなっています。

ナガ

業態によって自己資本比率は大きく異なります。

銀行は人からお金を預かる業態なので自己資本比率が低いだけで、
銀行が倒産しやすいというわけではないことに注意です。

たとえば、
国内ECの雄「楽天」は「楽天銀行」というネット銀行も運営していますので、
自己資本比率は約9%とかなり低めとなっています。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回は自己資本比率についてみていきました。

自己資本比率は企業の安全性を測る重要な指標です。
株式を購入する際は自己資本比率をチェックするようにしましょう。

また、同業他社の自己資本比率と比較することも忘れずに行いましょう。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

資格試験好き。IT系会社員です。
株式投資歴5年|プログラマー歴10年|データベーススペシャリスト|
ネットワークスペシャリスト|情報処理安全確保支援士(セキュリティスペシャリスト)|FP2級|簿記2級

コメント

コメントする

目次(クリックで飛べます)
閉じる