初めまして!
資格試験好き会社員のナガです
今回は、情報処理技術者試験の高度区分の試験であるネットワークスペシャリスト試験について語りたいと思います。
試験を受けてみようかな?と思っている方のお役に立てたら幸いです。
・実務経験がなくても合格できる?
・独学で合格できる?
・具体的にどんな勉強をしたらいい?
そんな疑問に答える記事となっておりますのでぜひご覧ください!
実際に私自身が2019年に独学で試験に臨み合格しておりますので、リアルな声をお届けできるかなと思います。
・ネットワークスペシャリスト試験には実務経験がなくても合格できること
・ネットワークスペシャリスト試験には独学でも合格できること
・ネットワークスペシャリスト試験の独学での具体的な勉強方法
ネットワークスペシャリスト試験とは
ネットワークスペシャリスト試験は、情報処理技術者試験の試験区分のうちの一つです。
情報処理技術者試験は、情報処理推進機構(IPA)が運営する試験で経済産業省によって認定される国家試験です。
情報処理技術者試験は、下の図のようにいくつかの試験区分に分かれています。
ネットワークペシャリスト試験は「高度な知識・技能」に分類されています。
国家試験であるため、特定の企業の製品やシステムに関する出題はされません。
また、市販されているテキスト(教科書)も豊富で、勉強しやすい試験となっています。
合格率は10%前後で一般に高難易度の試験とされています。
ネットワークスペシャリスト試験は実務経験がなくても合格できる?
結論から申し上げますと独学で合格できると私は考えます。
私は実務経験が全くありませんでしたが合格できました。
具体的な勉強方法もご紹介しますのでぜひみていってください!
ネットワークスペシャリスト試験は国家試験であるため、特定の企業の製品に関する出題はされないという特徴があります。
ネットワークを構成する機器(ルーターやスイッチ)は、様々な企業から発売されています。
そのためネットワーク機器には企業ごとの設定方法や仕様がありますが、
そういった企業ごとに異なる内容については出題されません。
つまり、特定の企業に依存しない、全世界で共有されているネットワークの共通知識を学習していけば合格にたどりつける試験となっています。
また、ネットワークスペシャリスト試験は、有名な試験であるため
市販のテキスト(教科書)が様々な出版社から発行されていてとても豊富です。
そのため試験内容に関する情報を容易に取得できるため、
スクールに通ったり、オンライン講座を受ける必要はないと私は考えます。
市販のテキスト(教科書)使って学習することで合格にたどり着くことができます。
とはいえ、独学で勉強するよりは、人から教えてもらった方が効率がよいのは事実だと思います 。
スクール代等の費用がかかってもてっとり早く合格したいという方はスクールやオンライン講座の受講を検討いただけたらと思います。
「資格の大原」でネットワークスペシャリスト試験のWEB講座があります。
資料請求は無料なので、
興味のある方は資料請求してみてください!
\ 無料で資料請求 /
無料なので資料請求してみて気に入らなければ申し込まなければOKです。
費用を気にされる方は独学がおすすめです。
・スクールやオンライン講座は数万円
・独学の場合は市販のテキスト(教科書)代として数千円
具体的な勉強方法
私の勉強方法をご紹介します。
受験を考えている方の参考になれば幸いです。
マスタリングTCP/IP 入門編
試験日の5か月前から3月前まで(150日前~91日前)
ネットワークの知識、実務経験が全くない状態であった私は、ネットワークの基礎知識の習得のためにこちらの書籍を購入しました。
・ネットワークの基礎を学習するのに最適
・20年以上前に発行され現在まで改定が続けられている名著
・ネットワークスペシャリスト試験を受けるならまず読んでおくべき
といった口コミ・評判からこちらの書籍を読むことにしました。
実際に読んでみた感想ですが、口コミ・評判に間違いはなく、
ネットワークに関して初学者の私にとって基礎知識を習得するのに最適な書籍でした。
学生時代から私は「3回読み勉強法」という勉強法を実践しています。
こちらの書籍も「3回読み勉強法」で勉強しました。
「3回読み勉強法」は下記のような勉強法です。
文字通り教科書を3回(3周)読むという勉強法です。
1周目は、小説を読む感じで軽く、わからないところがあっても気にせずにそのままにして、さらっと目を通す感じで読みます。
2周目はわからないところを洗い出す気持ちで精読をします。
この時、わからないところを付箋で印をつけておきます。
3周目は2周目で印をつけたところだけ読み、読んだだけでは理解できない内容はググって(Google検索して)知識を補足します。
勉強全般にいえることですが、全体像を把握してからでないと理解できない内容というものがあります。
1週目は分からないことでも気にせずに最後まで読んでみると、2周目にはすっと理解できることがあります。
1週目でざっくりと全体像を把握し、2周目で精読、それでも理解できなかった内容を3周目でカバーするという勉強法です。
ルーティング&スイッチング標準ハンドブック 一番大切な知識と技術が身につく
試験日の3か月前から2か月前まで(90日前~61日前)
基礎知識を一通り身に着けた私は、もう少し発展的な内容を学習するためにこちらの書籍を購入しました。
先の「マスタリングTCP/IP 入門編」と重複する内容も一部ありましたが、別の切り口からの解説となっているため、読んでおいて損はなかったです。
知識を増強することができました。
こちらの書籍も「3回読み勉強法」で勉強します。
ネットワークスペシャリスト 合格トレーニング
試験日の2か月前から試験当日まで(60日前~試験当日)
これまでの勉強でネットワークの知識を身に着けることができたので、ここから試験対策の勉強を開始します!
勉強に使用したテキストはこちらです。
こちらのテキストは過去問題の解説本です。
特に午後1、午後2の試験に力を入れた解説本です。
ネットワークスペシャリスト試験は下記の4つの区分に分かれています。
・午前1
・午前2
・午後1
・午後2
4つの区分すべてで60%以上得点しないと合格となりません。
ネットワークスペシャリスト試験では
午前1、午前2の難易度より午後1、午後2の難易度の方が圧倒的に高いです。
勉強の力の入れ方としては午前1、午前2が10%、午後1、午後2が90%くらいの気持ちで取り組んだ方がよいです。
午後1,午後2について重点的に対策するためこのテキストで学習しました。
テキストに収載されている過去問を3回ずつ繰り返し演習しました。
試験本番と同じように時間を測って演習しました 。
午後1は特に試験時間が短いため時間を測って演習することが重要です。
午後1試験は90分のうちに2問解答する必要があります。
1問あたり45分で解く必要があり時間がかなりシビアです。
本番では緊張による時間のロスなどが考えられますので、演習では「1問35分で解答する!」ぐらいの気持ちで取り組むのがよいです。
午後2試験は1問を120分で解けばよいので時間はあまり気にしなくても大丈夫ですが、
しっかりと時間を測って演習を行ってください。
また、回答は必ず手書きするようにしてください。
手書きする練習をしていないと、
試験本番は確実に時間がなくなってしまいます💦
午前1と午前2の試験対策
試験日の1か月前から試験当日まで(30日前~試験当日)
午前試験の対策は、試験日の1か月前から、通勤時間などのすきま時間を利用して過去問の演習を行います。
スマートフォンのアプリを利用して演習を行ってください。
アプリは、アプリストアで「ネットワークスペシャリスト」と検索して表示されるアプリで無料のものであればなんでもよいと思います。
アプリで過去5年分を正解率100%になるまで繰り返し解きます。
午前1と午前2の試験は過去問からほぼ同じ問題が出題されることが多いため、これをやっておけば合格ラインの60%には 十分獲得可能であると思います。
さいごに
今回は、ネットワークスペシャリスト試験に独学で合格するための勉強法についてご紹介しました。
ネットワークスペシャリスト試験は、実務経験がなくても、独学で合格できる試験であると考えます。
合格めざして勉強がんばってください!
コメント