押さえておきたい!OSI参照モデルとTCP/IPモデルの関係

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ナガ

こんにちは!ナガです

今回は、OSI参照モデルとTCP/IPモデルの関係についてまとめます。

ネットワークスペシャリスト試験の合格を目指している方のお役に立てる記事となっておりますのでぜひご覧ください

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OSI参照モデルとは

OSI参照モデルについてこちらをご確認ください

TCP/IPモデル

ネットワークの学習をするうえでOSI参照モデルはとても重要です。

しかし実際のネットワークの現場でOSI参照モデルが使われることはありません。

現在、世界的に普及しているのはOSI参照モデルではなくTCP/IPモデルと呼ばれるモデルです。

TCP/IPモデルは、
TCP/IPモデル内で使われる代表的なプロトコルであるTCP(Transmission Control Protocol)とIP(Internet Protocol)の名を冠して「TCP/IPモデル」と呼ばれています。

現在のインターネットは、OSI参照モデルではなく、TCP/IPモデルで構成されています。

OSI参照モデルを理解することが重要な理由

現在のインターネットは、OSI参照モデルではなく、TCP/IPモデルで構成されています。

ではなぜネットワークを理解するために、OSI参照モデルを理解していることが重要なのでしょうか?

それはOSI参照モデルのほうがTCP/IPモデルよりも分類が細かいため
ネットワークの機能の説明をするときに分かりやすいからです。

OSI参照モデルとTCP/IPモデルの各層は下記のように対応しています。

OSI参照モデルのアプリケーション層・プレゼンテーション層・セッション層が、
TCP/IPモデルではアプリケーション層にまとめられています。

また、OSI参照モデルのデータリンク層・物理層が、
TCP/IPモデルではネットワークインターフェース層にまとめられています。

TCP/IPモデルの各層の役割についての考え方は、OSI参照モデルの考え方と一緒です。

TCP/IPモデル では、OSI参照モデルの一部の層がまとめられているだけなので、
OSI参照モデルを理解できていればTCP/IPモデルを理解できているといってよいです。

現場では、TCP/IPモデルではなくOSI参照モデルで話されることが多いので、
まずは、OSI参照モデルモデルについて理解をすることが大切です。

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