今回は、大阪大学の経済学部がおススメな理由をお伝えしたいと思います!
こんな人にオススメ
- 志望校選びで迷っている受験生の方
- 大阪大学の経済学部に興味がある方
リアルな声をお届けできるかと思いますのでぜひ見ていってください!
・大阪大学の経済学部ってこんなところ
・大阪大学の経済学部がオススメな理由
大阪大学の経済学部がオススメな理由
世の中の「物・サービス・お金」の流れを「経済」といいます。
経済学部ではまさにこの「経済」を学びます。
特にお金の流れが重要ですが、日本の小学校・中学校・高校の授業ではお金に関する授業がありません。
ですが社会に出ると、このお金に関する知識がとても重要になってきます。
経済学はまさにこのお金に関する学問ですので、社会に出る前にお金について学べるとても貴重な経験となります。
ここまでは、他の大学の経済学部も大阪大学の経済学部も一緒です。
ここからは、私が大阪大学の経済学部を特にオススメする理由をご説明します。
- 経済学科と経営学科が分かれていないため授業選択の自由度が高い
- 大学入試の配点が受験生思いである(合格しやすくて実は穴場)
- 卒業論文がなく卒業しやすい(代わりに懸賞論文制度がある)
- ずっと豊中キャンパスで楽
- やはり就職に強い
経済学科と経営学科が分かれていないため授業選択の自由度が高い
大阪大学の経済学部には「経済・経営学科」という学科が一つだけあります。
他の大学では経済学科と経営学科が分かれていることが多いですが、大阪大学では「経済・経営学科」の一つだけです。
そのため、経済学系の授業と経営学系の授業のどちらも受けることができるようになっています。
経済学系の授業では、マクロ経済学・ミクロ経済学・行動経済学・計量経済学といった経済の理論についての授業を受けることができます。
経営学系の授業では、企業経営にスコープをあてた実践的な講義を受けることができます。
大学入試の段階で、経済学系に進むか経営学系に進むか決める必要がないというところがよいところです。
大学入試の配点が受験生思いである(合格しやすくて実は穴場)
入試情報は変更になる場合がありますので、必ず大阪大学HP等の公式情報をご確認ください。
大阪大学の経済学部の合否判定はちょっと特殊で、「共通テストの得点」と「個別学力試験(2次試験)の得点」の組み合わせで評価されます。
具体的には下記の3つの配点から合否が判断されます。
「共通テストの得点」の比率を90%、「個別学力試験(2次試験)の得点」の比率を10%として両者を合計した得点
「共通テストの得点」の比率を10%、「個別学力試験(2次試験)の得点」の比率を90%として両者を合計した得点
「共通テスト得点」の比率を50%、「個別学力試験(2次試験)の得点」の比率を50%として両者を合計した得点
まず、A配点とB配点のそれぞれで上位65位の受験者を合格とします。
このとき、同じ受験者がA配点とB配点のどちらでも合格となることがあります。
つぎに↑↑↑の合格者を除いた受験者の中から、C配点での高得点者順に合格者を決定します。
共通テストで高得点を獲得できた場合はA配点、共通テストで失敗してしまっても個別学力試験(2次試験)で逆転をねらう場合はB配点で評価されますので、受験生にとってよい評価方式になっていると思います。
個別学力試験(2次試験)は国語・数学・英語の3科目です。
文系の学部とされていますが数学があるので勉強しておきましょう。
大学入学後の授業で数学はかなり使いますので無駄にはならないです。
卒業論文がなく卒業しやすい(代わりに懸賞論文制度がある)
大阪大学の経済学部では「卒業論文」というものがありません。
これはちょっと変わってると思います。
そのため卒業論文を書かなくても所定の単位数さえ取得できれば卒業することができます。
代わりに「懸賞論文制度」というものがあります。
懸賞論文制度は論文を募集し優秀な論文に対して懸賞金がでる制度です。
個人でもグループでも参加することができます。
もちろん参加しないこともできます。参加しなくても卒業はできます。
ちなみにではございますが、私はゼミのメンバー4人で参加し最優秀作に選ばれることができ懸賞金として10万円をいただきました。
「卒業論文」なしで卒業できるので楽ですが、参加するだけでも就活のネタにつかえるので懸賞論文制度に参加することをおすすめします!
また、卒論がないというだけでなく、卒業に必要な単位数自体も他の学部に比べると少なく、1回生からキチンと授業を受けていれば「卒業できない…」といった事態にはなりずらいです。
とはいえ、せっかく大学に通うなら卒業だけを目的にするのではなく、いろいろな授業をうけてみることをおススメします!
ずっと豊中キャンパスで楽
経済学部生は1回生(1年生)から4回生(4年生)までを通して豊中キャンパスで授業を受けます。
大阪大学には3つのキャンパスがあります。
・豊中キャンパス
・吹田キャンパス
・箕面キャンパス
1回生は全員、豊中キャンパスで全学共通授業を受けます。
全学共通授業とは、全学部共通の外国語科目や教養科目の授業です。
2回生以降は各学部ごとの専門授業が始まり、学部によって吹田キャンパスや箕面キャンパスに移動して授業を受けます。
キャンパス移動専用バスが運行されているので、このバスを利用する学生が多いです。
あとは「原チャリ」で移動する人もいます。
「自転車」で移動するにはシンドイ距離だと思います。
1回生の時に豊中キャンパスでの必修授業の単位を取り逃したりすると、取り逃した授業を受けるためのキャンパス移動が2回生以降に頻発して大変だったりします。
経済学部は、2回生以降の授業も引き続き豊中キャンパスで行われるため、キャンパス移動が全くなくとても楽です。
またサークルや部活の活動はほとんど豊中キャンパスで行われるのでこの点も楽です。
私は豊中キャンパスの周辺に家を借りて一人暮らししており、ずっと豊中キャンパスで楽でした!
ただ豊中キャンパスが待兼山(山というよりは丘といった感じ)の上にあり、長い坂道を登らないと教室までたどりつけないので、そこはすこし大変です。
やはり就活に強い
ネームバリューもあり就活にはやはり強いです。
書類選考で落とされることはまずないです。
ただ、超人気企業では、東京大学や京都大学の学生との闘いになりますので、テキトーに大学時代を過ごてしまうと内定は難しいかもしれません。
懸賞論文制度などにチャレンジして面接のネタを用意しておきましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
大阪大学の経済学部のイメージが少しでも伝われば幸いです。
受験生のかたは無理せず勉強頑張ってください!