
こんにちは!ナガです!
情報処理安全確保支援士に独学で合格する方法を紹介します!
私自身の経験に基づいた方法です!
下記の疑問にお答えします!
・独学で合格できる?
・実務経験がなくても合格できる?
・具体的な勉強方法は?
独学で合格できました
全くの初学者であった私でも独学で合格することができました。
スクールに通ったり、オンライン講座を受ける場合、
70,000円~120,000円ほど費用がかかります。
独学ならテキスト代の3000円~7000円くらいですみます。
お金に余裕がある方や、
てっとり早く合格を目指したい方はスクールやオンライン講座が向いているかと思います。
スクールやオンライン講座に数万円もかけるのはちょっと・・・
と思う方に独学がおすすめです。
実務経験がなくても合格できました
私はセキュリティに関する実務経験や知識が全くない状態からのスタートでした。
そんな私でも独学で合格することができました。
情報処理安全確保支援士試験には、実務経験が必要な内容は出題されません。
なので実務経験がなくても安心して試験にチャレンジ可能です。
では早速、
情報処理安全確保支援士に独学で合格した勉強方法をご紹介していきたいと思います!
試験日の5か月前から3か月前まで(150日前~91日前)
私は、セキュリティに関する知識が全くない状態からのスタートでしたので
暗号技術入門第3版 秘密の国のアリス [ 結城浩 ]を読みました。
この本は受験用に購入した本ではなくたまたま本屋さんで手にとったのですが、
とても役に立ちました!
この本では下記を実現する技術について詳しく、かつ平易な文章で書かれています。
・情報盗み見られなこと(盗聴防止)
・情報が改ざんされた場合にそのことに気付けること(改ざん検知)
・情報をやり取りする相手が本当に本人か確認できること(認証)
これらはセキュリティのコアです。
試験勉強といった感じではなく、おもしろい読み物を読む感じで読み進めることができます。
試験にはでないような細かな内容も含みますが、
結果としてこの本の題材の「暗号化」に関する問題は大得意になりました。
試験に合格するという点においてはこの本は必須ではありませんが、
私と同じように、セキュリティに関する知識が全くない状態からのスタートされるかたは読んでおいて損はないです。
試験日の3か月前から1か月前まで(90日前~31日前)
試験日の3か月前(90日前)から本格的に試験用の勉強をスタートさせます。
テキストは情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2020年版 (EXAMPRESS) [ 上原 孝之 ]の1冊のみです。
様々なテキストが発売されていますが、
複数のテキストに手を出すよりは1冊のテキストに集中して取り組んだ方がよいです。
電車での通勤時間を利用して少しずつ読み進めました。
行きと帰りで30分ずつで1日60分ほどの勉強時間です。
平日の電車内だけで勉強し、土日 (休日) は勉強を休憩していました。
テキストを3周読みます。
1週目(90日前~71日前の20日間)
1週目は、小説を読む感じで軽く、わからないところがあっても気にせずに、さらっと目を通す感じで読みます。
2周目(70日前~51日前の20日間)
2周目はわからないところを洗い出す気持ちで精読をします。
このときわからないところを付箋で印をつけておきます。
わからないところを無理に調べたりはしません。
3周目(50日前から31日前の20日間)
3周目は2周目で印をつけたところだけ読み、
テキストを読んだだけでは理解できない内容はスマートフォンでGoogle検索し知識を補足します。
試験日の1か月前から当日まで(30日前~当日)
試験の1か月前からは過去問の演習をひたすら行います。
情報処理安全確保支援士試験は下記の4つの区分に分かれています。
・午前1
・午前2
・午後1
・午後2
4つの区分すべてで60%以上得点しないと合格となりません。
午前1と午前2は選択問題です。
スマートフォンのアプリを利用して演習を行ってください。
通勤の電車などの隙間時間を利用してください。
(私は午前試験の演習は通勤の電車でのみ行いました)
アプリは、
アプリストア(AppStoreやGooglePlay)で「情報処理安全確保支援士」と検索して表示されるアプリで無料のものであればなんでもよいです。
アプリで過去5年分を正解率100%になるまで繰り返し解きます。
午前1と午前2の試験は過去問からほぼ同じ問題が出題されることが多いため、
これをやっておけば合格ラインの60%には十分到達できます。
つづいて、午後1、午後2の試験の演習についてです。

午後1と午後2は記述問題ですのでじっくりと腰を据えて取り掛かる必要があります!
情報処理安全確保支援士試験は、
午前1、午前2の試験の難易度より午後1、午後2の試験の難易度の方が圧倒的に高いです。
勉強の力の入れ方としては午前1・2が1割、午後1・2が9割くらいの気持ちで取り組んだほうがよいです。
先に紹介したテキストに付属のCDに過去問が収録されています。
これを印刷し、
土日(休日)と平日の帰宅後の時間を使って、自宅で午後試験の過去問5年分の演習を1周行います。
(通勤時間は先述のとおり、午前試験の演習を行います。)
このとき、必ず時間を測って演習します。
午後1試験は90分のうちに2問解答する必要があります。
1問あたり45分で解く必要があり時間がかなりシビアです。
本番では緊張による時間のロスなどが考えられますので、
演習では「1問35分で解答する!」ぐらいの気持ちで取り組むのがよいと思います。
午後2試験は1問を120分で解けばよいので時間はあまり気にしなくても大丈夫ですが、
しっかりと時間を測って演習を行ってください。
また、回答は必ず手書きするようにしてください。
パソコンでメモ帳などに記載するやりかたをしていて、手書きする練習をしていないと、
試験本番は確実に時間がなくなります。
勉強スケジュールまとめ
勉強スケージュールのまとめです。
情報処理安全確保支援士の試験は、実務経験がなくても、独学で十分合格できる試験です。
ただし、試験前の1か月間(30日前~当日)は本気で取り組む必要があります。
みなさんも合格めざして勉強がんばってください!
- 150日前~91日前関連書籍を読む
- 90日前~71日前テキストを読む(1週目)情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2020年版 (EXAMPRESS) [ 上原 孝之 ]を読む(1週目)
・小説を読む感じで軽く読む - 70日前~51日前テキストを読む(2周目)情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2020年版 (EXAMPRESS) [ 上原 孝之 ]を読む(2週目)
・精読をする。わからないところに付箋で印をつけておく - 50日前~31日前テキストを読む(3周目)情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2020年版 (EXAMPRESS) [ 上原 孝之 ]を読む(3週目)
・2周目で印をつけたところだけ読む
3周目でも理解できない内容はGoogle検索して知識を補足する - 30日前~当日過去問の演習をする午前試験の演習をスマホアプリで行う
・通勤時間などの隙間時間で行う
・過去5年分の正解率が100%になるまで行う
午後試験の演習を行う
・自宅などじっくりと腰を据えて行える環境で時間を測って行う
・過去5年分の演習を行う

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